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遺伝子vsミーム―教育・環境・民族対立 (広済堂ライブラリー)/佐倉 統

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ゲノムという言葉が、巷にでて久しい……。
相対してmemeミームという言葉が最近聞こえ始めてきた。遺伝情報の伝達手段としての遺伝子に対し、文化的情報の伝達単位を意味し、サルなどの哺乳類や鳥類などでもその文化的行動を裏付ける枠組みとして用いられている。つまり生命は単にゲノムの乗りものとして自己複製(ex.生殖)するばかりでなく、文化社会的情報も子孫や周囲へ伝達し利用する役割も担う生命体へ進化しており、その代表が人類というわけです。76年にリチャード・ドーキンスが『利己的な遺伝子』の最終章で提唱した用語である。98年には国際シンポジウムも開催されており、最新メディア論にも通ずる学問になりつつある。また、今後ゲノム・ESCell・クローン研究などの倫理的裏づけにも利用されれば……。進化は遺伝子のみが司っているのではないかも!?

クインテッセンス出版 書評より

遺伝子vsミーム―教育・環境・民族対立 (広済堂ライブラリー)

遺伝子vsミーム―教育・環境・民族対立 (広済堂ライブラリー)