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10月19日(水)東京歯科大学水道橋病院にて歯科再生医療セミナー開催!

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UCLA歯学部教授 ワイントロープ再建生体工学研究所所長 である西村一郎先生を御招きしセミナーを開催いたします。場所は、東京歯科大学水道橋病院13F中会議室

開業医・一般/5000円  勤務医/3000円
懇親会 別途5000円 予定しております。

ご興味あるかたは、その旨ご連絡ください。
お問い合わせ カトウ歯科 FAX:03−3714ー1515 
加藤英治まで

“The Next Generation of Regenerative Dentistry” 

口腔領域における、骨欠損補填を目的としたバイオロジクスの開発は、ヒト由来あるいはウシ由来の多孔性乾燥骨片、ハイドロオキシアパタイトやベータ-TCPなどの合成素材をはじめ、最近では エムドゲンやリコンビナント製剤のBMP、PDGFといった細胞活性作用のある製薬製品と、きわめて盛んに行われてきた。これらは、主に骨増成作用のある製剤として、整形外科での治療から開発が始まり、そのままの作用機序を歯科再生治療分野に応用する形で用いられてきたものである。しかし、整形外科と歯科での骨欠損は、その病理から異なっていることが多い。例えば、BMPの整形外科での適応症に脊椎固定術があるが、ここでの薬理作用は、隣り合う脊椎を新しい骨を生成して固定するもので、骨欠損を補填するものではない。
歯科分野では、まず歯肉の炎症や外傷から始まり、破骨細胞の異常な活性化を伴って、骨欠損を引き起こすことが多い。すなわち、歯科においては骨増成型ではなく、骨吸収予防型の再生治療を目指すことも十分考えられる。歯肉由来の骨吸収シグナルをインターセプトするような骨補填剤、骨吸収予防製剤など視野にいれた新世代の歯科再生医療の展開を議論する。