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生命の閃光 体は電気で動いている

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皆さん,最近ビビビッと来てますか? 生体は,(−)イオン(CI)と(+)イオン(Na, K, H)を駆使し,電気の役割はハイブリット車より大きい. 組織内にはKイオンが, 外にはNaイオンが多く,隔てる細胞膜にはチャネル(水路)が埋め込まれ, 濃度の高いほうから流れるイオンを水門のように制御する. 神経細胞の稲妻の速さのデジタル信号(インパルス)は, 終末でCaチャネルを開口させ,対岸の筋線維収縮の引き金を引く. その他の細胞でも個性的なチャネルがあり, その誤作動が疾病障害や毒薬による死をもたらしてきた. 著者は, 膵β細胞のKATPチャネル異常の新生児糖尿病の仕組みを解明して
服薬による治療法を臨床化した. 動物電気の発見者Gaivaniのみならず, 古代史から007の逸話まで織り込んだ, 電気仕掛けの生体の書.

生命の閃光: 体は電気で動いている

生命の閃光: 体は電気で動いている

  • 作者: フランシスアッシュクロフト,Frances Ashcroft,広瀬静
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2016/07/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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